中間検査を終えて
2019.02.26
建築基準法に基づく「中間検査」を受けた。
これは、阪神・淡路大震災で住宅がたくさん倒壊したことに鑑み設けられた制度。
建物が完成してしまうと、中の検査はもうできなくなり、手抜き工事が行われていたにしても闇に葬られる。そんなことがないように、中間検査を受ける手前の「特定工程」に至った時期に必ず検査をする。
「特定工程」とは、2階の床及びこれを支持するはりに鉄筋を配置する工事の工程。
この検査はすごく重要で、これに合格しなければ、これ以降の工事は絶対に進められない。
また、時間にもとてもシビアで、特定工程に至ってから4日以内に検査の申請をしなければならず、また、申請を受理した指定確認検査機関も、4日以内に検査を完了しなければならない。
トータルで、特定工程より一番時間がかかっても8日以内にこの検査が完了される。
さらに、この検査をしなかったらどうなるか…罰則あり、罰金あり、免職や免許のはく奪なども伴う、重要な検査なんだ。
現場監督から、中間検査の行われる日を聞いていた。
滞りなく検査が済み、合格したことも確認した。
後日、調べるまで、この検査がこんなに大変な意味を持つものだとも知らず、でも、無事合格したことを聞いてほっとした。
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そんなこんなで、いつもの観察です★
足場から、吹き抜けをみたところ。↓
うちの吹き抜けは申し訳程度の3畳分。
それでも、担当さん曰くしっかり吹き抜けの役割を果たすだろうと。
2階と1階がゆるやかにつながり、分断せず、光が差し込み、温度が循環し、風が通り、一つの空間として感じられたらいいなと思う。
ベランダが付くはずのところ↓
標準的大きさの、土標準のベランダが付く予定。
外断熱用の断熱材が運び込まれて、保管されている。↓
前記事でも書いたけど、このように貼られる↓
しっかりした厚みの40mm。↓
この4センチが外断熱。
中はグラスウールが張り巡らされる。
天井はこの4センチを2枚重ねにして、8センチ分の断熱材が置かれることとなる。
思っていたのと違うドア。↓
一瞬工事用のドアかと思った。(工事用のドアをつけることは多い)
だけど、うちの場合は養生した本物のドアを早速つけて、工事用ドアは使っていないようだった。
規模の問題というわけじゃないだろうなあ…?
このドア、このノブの形が、わたしたちが思い描いていたものと違っていたんだ。↓
電子キーを採用したので、こんな縦型のハンドルになると思っていた。↓
担当さんとドアの形などについて何の相談をしたこともなく、何かを選択したこともなかった。
他の方のブログなどみると、どのドアかを悩んで選んでいたからどうなのかな?これからなのかな?と思っていた矢先、すでにこちらが付いていたということだ。
無印良品の家のドアによく似た形、色のこの商品を、担当さんが気をきかせて選んでくれていた。私たちも異論はない。ありがとう…!
縦型ハンドルはすごく使いやすそうだけど(実家もそうだけど、押すだけで簡単に開くので使いやすい)デザインがうちになじまないのかなと思って、少し残念だっただけにうれしい誤算。
夫の職場徒歩2分の新居、見に行ったついでに夫と昼食を食べる。
近所の業務スーパーの100円均一パンと、野菜ジュースを買って、海を見ながら堤防に腰かけて食べる昼食のおいしいこと。
後日もう一度通ると、白アリ予防の施行済み証と、中間検査の合格証が取り付けられていた♪
海が近いって、結構いいなと思う。
塩害や水害についてなど、ちょっと不安もありながら、ここを選んでよかったと思えるような景色を毎日みることになるんだなあ。
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